時計の電池交換/BREITLING B-1 UTC付

2015.4.26お預かりのBREITLING B-1 UTC付電池交換メンテナンスです。
このモデルは「電池交換&洗浄5.100円コース」となります。(2015年現在)

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。ブレスの摩耗が激しく全体的に伸びております。また「一つのコマ」でみてもコマ同士の隙間が大きい。

微調整位置をチェックします。

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。

裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。

片方のラグ部を外しますが片方が外れない。バネ棒がサビで伸縮しない。

ブレスは何とか外れましたがUTCを外さないと後の作業が厄介になります。

裏蓋の裏側もチェックして。

中蓋は汚れが溜まりやすい。

裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

目盛リングがあるので、そのまま洗浄は出来ません。

本体とUTCが外せませんからそのままUTCの裏蓋を開けます。

これがムーブメントで。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

UTCのケースの内側もチェックして。

本体の裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。

洗浄すればUTCのラグ部を外す事が可能に。でもバネ棒は引き抜けません。

無垢のブレスが伸びているくらいですからバネ棒にも負担が掛かり。摩耗と変形で伸縮しなかった状態です。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認。全文字表示します。

外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。

中蓋を乗せて。

裏蓋を閉めます。

次にUTC。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

バネ棒は交換して本体に取り付け。

本体のバンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
このUTCですが翌日には止まっており。修理となると10.000円は掛かります。
本体は問題無く動いておりますから、そのまま使うという事になりました。

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