時計の電池交換/BULOVA BVD-103
2013年2月12日お預かりのBULOVA BVD-103 電池交換メンテナンスです。
「2008年にもお預かりしました。」
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整部分の位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
弓環や裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
さてバックルの噛み合わせが浮いておりますので三つ折れの板バネのカーブを修整して。
爪が効いていないので、修整するとポロリ。かなり金属疲労が進んでいたようですが
元から爪では留まっておらずダブルロックの押さえで止まっていたので問題無いでしょう。
カーブが合わず浮いていたのを修整してピッタシ重なります。
また、洗浄で数字が消えましたからスミ入れ。
塗料をおおまかに爪楊枝で塗っていきます。
少し乾かしてから、綿棒にエタノールを染み込ませて、塗料が盛り上がった箇所を拭きます。
何度かに分けて拭いていき、綺麗に数字が浮かび上がります。
こういう作業は「模型作り」などされる人の方がお手のものでしょう。
わたしらがすると綺麗にはいきません。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。