時計の電池交換/BVLGARI B Zero-1

2013.5.28お預かりのBVLGARI B Zero-1電池交換&「ラグ部修理」です。

2本届いたうちの1本。

この修理は私の記憶ではありませんが「センター・ラグ用のピン」これを入れるしかありません。ただ太すぎたり、細すぎた場合は手立てが浮かびませんから返却になります。

まずは「ラグ部とブレスの穴に通るか?」これが通らないと返却するしかありませんが。問題なくというかジャスト・サイズで驚きました。問題は部品が”革ベルト取り付け用”ですから「幅8ミリ」が一番短い。でもブレスは6ミリくらいですから、余った分は削るしかありません。

線を入れて削りますが問題は”ねじ切り部分”。おそらく削ればネジを切った部分だけ削って”キャップ(反対側の留めネジ)”が、ねじ込めないのでは?

ねじ込んで見ると意外にネジが効きますから、シッカリと!と思えばポロリと折れました。
もっとも重厚なパーツでもなく柔い金属ですから仕方がありません。
でも柔いお陰でねじ切りしていない箇所にねじ込めるわけです。

折れ込んだものは廃棄。新たに削って、装着しなおし。

左側が「新たに装着部分」で、右が元からのオリジナルピン。
ピンの重厚さは全く違う材質ですが、余程の力が掛からない限り千切れる事は無いでしょう。
問題はねじ込んだ(キャップ部分)が外れないか常にチェックが必要です。
でもこれなら再度、外れてもそう大変な作業でもありませんからお気軽にどうぞ。

ベルトが直ったところで電池交換です。なんと本物。
(偽物かも?というお知らせがありましたが)

電池格納部をチェクします。

時間を合わせて電池交換&ラグ部ピン取付完了です。

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