時計の電池交換/BVLGARI Slotempo

2013年2月21日お預かりのBVLGARI Slotempo電池交換メンテナンスです。
下側の弓環ですがケースとの間に隙間が出来ております。
無垢弓環ではありえない現象ですが、さて?

ステンレス無垢バンドに両開きバックル。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で。

バネ棒が片方普通の物に交換されております。これが隙間の原因。おそらくサビで使い物にならなくなった物を交換したのでしょう。
元のバネ棒(爪で伸縮できる機能着き)と同じ太さのバネ棒を入れれば隙間は埋まります。
ただ「たかがバネ棒・されどバネ棒」そうは簡単に同じ太さのものが見つかりません。

パッキンを外して汚れもチェックします。

これがムーブメントで。

一度触った形跡があります。電池蓋が浮いたままなのと、大きな金色の板がガタガタ動きます。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ついでに緩んでカタカタ鳴っていたのでネジも締めておきましょう。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

「BVLGARI一覧」 「ブランド一覧」ブルガリ・ウォッチ