時計の電池交換/Cartier-tankカルチェ・タンク
Cartier-tankカルチェ・タンクの電池交換メンテナンスです。5本のうちの1本。
竜頭サイドのネジは何?裏蓋は4本ネジ留め。これがまた小さい。
Cartier-tankカルチェ・タンクと書いてあります、それにシルバーの様ですね。ラグ部にも刻印があります。
判読不能。裏蓋の裏側は若干の汚れです。
これがムーブメント、湿気ています。でも綺麗なムーブメントですね・・・
むむ、この構造は竜頭は抜かなくてもムーブメントは取り出せますね。ところが”竜頭抜き”は私の宿命なので抜きます。
やはり汚れています。このネジはムーブメントのスペーサーを固定するネジのようでした。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ここにネジが入りますが、これケースに穴が空いてる訳でして。この構造では防水性に問題があるでしょう。
裏蓋を綺麗に磨きます。竜頭はピッカピカになりました。
ムーブメントを戻して電池交換の準備完了。電池を取り出してみると・・・液漏れ。というか水滴が付いてる。
電池格納部も水滴が。絶縁フィルムも取りだして拭きます。
マイナス端子の錆も拭き取って、電池を入れると動きました。2・3日様子を見てましたが止まる事もなく。普通はこの状態はOHを勧められますね。ケースも磨いて綺麗に。
革ベルトを取り付けて完了です。この時計あれから数ヶ月が経ちますが、今現在遅れたり止まったりしていたらOH宜しくお願いいたします。m(..)m