時計の電池交換/Cartier Vermeil

2012年718月日お預かりのCartier Vermeil電池交換メンテナンスです。最近、電池交換したが止まったという事でご依頼です。

化粧箱で到着ですが綺麗な時計で止まる様にも見えない。

遊革の状態もチェックします。

裏蓋は2本ネジで留まっていて右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントですが裏蓋を開けた瞬間に電池が浮き上がっている。このムーブではそれはおかしいぞ・・・?

キッチリ爪に掛けてセットし直せば垂直にしても落ちません。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

パッキンを外して汚れを拭き取ります。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

ラグ部のネジや尾錠も洗浄して綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。一応、職人さんにもみせて「要OH」か、診て貰いましたが大丈夫でしょうという事で今回は電池交換メンテナンスでお渡し。これで止まる様なパターンは「分解したら小さなゴミが噛んでいた」とか「電子部品のその時の不具合」で正常時は分からないなどのパターンですが恐らく電池格納部の固定が不十分で接触が悪かっただけでしょう。

確実にするなら分解修理して回路交換しておけば安心ではありますが軽く30.00円以上は掛かりますからね。メーカー修理では当たり前の作業で、電池交換で動く状態であっても「後日の交換用のパーツが無い場合は”修理対象外品”」ですか。

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