時計の電池交換/Cartier VERMEIL
2013年3月29日お預かりのCartier VERMEIL電池交換メンテナンスです。
革ベルトも交換のご依頼ですから幅をチェックします。
「ラグ部:14ミリ」「バックルは13ミリ」
基本、ラグ部と尾錠幅が同じの「ストレートタイプの革ベルト」ですが
となるとカジュアルなものしかありません。同じようなクロコがご希望ですが
高級感のあるクロコでは「ストレート(等幅バンド)」はありません。
他店では扱いがあるかも?
元のサイズをチェックします。
バネ棒やバックルのネジピンは洗浄します。
裏蓋は4本ネジで留まっていて右が裏蓋記載。
裏蓋ネジも洗浄します。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
ネジやバネ棒も洗浄して綺麗になりました。
さて革ベルト交換。「型押しワニ」になります。等幅とストレートはこれしか無い。
ラグ部は14ミリ、これは絶対です。
バックル部分が12ミリしか無く隙間があきます。
革ベルトの厚みがあってネジピンを入れるのに一苦労。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス&革ベルト交換完了です。
到着と同じサイズにしましたが、革ベルトは交換時硬いので一週間くらいはきつく感じるでしょう。