時計の電池交換/カルティエマスト21 クロノスカフ
2014.5.17お預かりのカルティエマスト21 クロノスカフ電池交換メンテナンスです。
2012.5にもお預かりですから丁度2年。
ベルトはウレタンですから洗浄は加水分解を早める作業でもありますが
Cartierともなると材質が違います。表面劣化していないというかしなやかさが変わらず。
一般的な固い感じのウレタンとは別物のよう。
ラグ部ネジも洗浄して綺麗になりました。
裏蓋は8本ネジで留まっていて裏蓋記載。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
ケースの内側もチェックします。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックしますが・・・。
折れた金属片が出て来ました。
この辺りにあった電池の+端子ですが折れていてはどうしようも無い。
でもこのムーブメントの場合、電池押さえの金属板がありますから特に端子はなくても動作に問題はないでしょう。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
ゼロ位置合わせを行って。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。洗浄しても表面が劣化した感じが無くやはりG-SHOCKとは違って、材質が違いますね。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。