時計の電池交換/Christian Dior D44-120
Christian Dior D44-120電池交換メンテナンスです。
特徴のあるカーブガラス。これを割ったら高く付きそうですよ。
ベルト調整の要領でベルトを開きます。ネジピンですね。
おや?ネジを外してもベルトは外れない・・・?なんとネジピンが通る穴にパイプが通してあります。ブランドウォッチはこういった見えない所にコストが掛かっている場合が多いです。
こういう感じで収まっていますが、このパイプがあるとベルト側の摩耗も少なく、ネジも緩みにくいのでしょう。
裏蓋は4本ネジ。
裏側も綺麗ですね・・・
どんと!これがムーブメント。
竜頭の裏側もチェックします。竜頭パイプもチェックして。
ベルトもネジで留まっていますから外して洗浄。ただムーブメントの大きさの割に文字盤が大きいですからムーブメントが取り出せません。
この金具がガラスを覆ってますから文字盤が取り出せないのですが、ネジを緩めても、ここから回らない・・・?こういうのって無理に外したら壊す原因になりますから、ムーブメント取り出しは中止。でもケースは磨いて電池格納部をチェックします。
竜頭は洗浄でピッカピカ!新しい電池を入れて。
磨いた裏蓋を閉めます。簡単そうな構造なのですが、そこがブランドウォッチとも言いますか。
でもクロスで磨いてツヤが出ました。バンドも洗浄でピッカピカ!
バックルも綺麗になりました。
バンドを取り付けて電池交換メンテナンス完了です。