時計の電池交換/Christian Dior BT4761

2012年9月17日お預かりのChristian Dior BT4761電池交換メンテナンスです。

2本届いたうちの1本。

ステンレス無垢バンドに両開きバックル。

ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。

ブレスの取付の向きをチェックします。コマの模様が艶消しとミラー仕上げが混在しておりますからバフ掛けは出来ず洗浄のみになります。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

ラグ部のネジピンは洗浄して綺麗になりました。ネジピンでこの長さには驚きます。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。

全体的にツヤが出て綺麗になったところで。

ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。

そしてもう1本「B-1」。この腕時計ですが1年前にこちらで電池交換メンテナンス済み。秒針が無いですから動いているのかどうか視覚では分かりませんが。

裏蓋は3本ネジで留まっていて。

裏蓋の裏側もチェックして。

何処にも異常はなく、また動いているでは。裏蓋を閉めて裏蓋のプッシュボタン(針の運針ボタン)を押すと針が動き出します。時間を合わせて24時間、問題無く動いておりますので問題無いでしょう。今度止まった時に「1ヶ月後」か「半年後か」。1年後なら問題ないでしょう。この状態では職人さんにみせても「で、分解修理しておいて良いのか?」となるでしょうね。

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