時計の電池交換/dunhill 18 CARAT GOLD K18
2016.2.15お預かりのdunhill 18 CARAT GOLD K18電池交換メンテナンスです。
竜頭の動きをチェックして。
遊び革の状態もチェックします。ご近所のお客様で、この革ベルトは私が交換したわけですが、その時に洗浄したかったのが本音。
革ベルト交換と言ってもセンターラグタイプなので時間も時間も掛かりますが
目の前で待たれると洗浄まではしている時間は無い。
現実はサビでラグ部のセンターラグピンが脱着しにくく要・洗浄状態。
今回はお預かりで「洗浄も」というご依頼なのでユックリ作業が出来ます。
裏蓋は”2本ネジ”ですから充分に締まるのか?という心配も。
安心してください!”はめ込みタイプですよ!”(^^;)
はめ込みタイプ&2本ネジで念の入った構造。18金無垢ですから凝った作り。
ラグ部のピンは分解して洗浄します。
本体は18金ですからズッシリ重い。
裏蓋ネジも洗浄します。
これがムーブメントですがプラスチック・パッキンがよれている。
これは後で修整します。
ムーブメント拡大。
巻芯も洗浄して綺麗になりました。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
金属の重厚なスペーサーも洗浄します。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
尾錠も分解して洗浄します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
金属のスペーサーも戻して。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
パッキンのよれを修正して装着します。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
全体的にツヤが出て綺麗に。
ラグ部ピンも洗浄して綺麗になりました。
尾錠も同じく。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。