時計の電池交換/dunhill Elite
2015.5.20お預かりのdunhill Elite電池交換メンテナンスです。
余りコマ同梱でベルト調整「1コマ足し」もご依頼です。
ブレスはゴールドとシルバーのコンビですが、コマはシルバー。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
先にベルト調整しますが、既にシルバーのコマが足されている?
微調整出来る穴もあったのですね・・・。
コマの追加完了。
ブレスを外したいですが、ラグ部はネジでは無く棒を打ち込んであり脱着は厄介。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
かなり錆びておりますが、このモデルは普通です。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
巻芯にもサビが。この状態からケースの内側のサビは巻芯からの浸透ですね。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
このサビ方はパッキンを通り越しております。
このモデル、裏蓋パッキンの構造に問題があると思われます。
もっと錆びたものを多数見てきましたから。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋のサビは削り落として洗浄して綺麗になりました。
パッキンを装着しますが、このパッキン構造は変更のしようもなく。
汗をかく季節は使用しない方がよいでしょう。
ベルト調整も完了して。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。