時計の電池交換/dunhill Millennium
2010年12月お預かりのdunhill Millennium電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
裏蓋のサビが凄い。ダンヒルはこのパターンが多いですが。
赤いプラスチックパッキンはケース側に。
ムーブメント拡大。
パッキンを外すとケースの内側にもサビが。でもムーブメントには及んでいない様。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
機械留めネジも錆びていますから内部は何度か、かなり湿気た事になります。
こういった箇所の汚れは洗浄の威力発揮。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していきます。
機械留めネジも洗浄して綺麗になりました。
裏蓋のサビは落としてパッキンを戻します。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。ところが翌朝には4時間遅れ。やはり機械留めネジまで錆びていましたから湿気が原因ですが注油調整で正常に動いているので発送ですが「要OH」が必用な時期かもしれませんね。