時計の電池交換/dunhill Millennium
2015.6.19お預かりのdunhill Millennium電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドにブレスバックル。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
ラグ部を外しますが、このモデルにはありえない固さなのでサビで留まっていたか?
裏蓋の裏側もチェックして。
赤いプラスチック・パッキンだけでは無く。シリコンが回してあります。
このモデル、このくらいの事はしておいても行き過ぎではありません。
ただ、こちらで出来る作業ではありませんが。
ご自分でコーキング剤を塗るのは効果的かも。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
巻芯の根本が錆びておりますが、当然竜頭パイプから浸透したもの。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
機械留めネジと板も洗浄します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋は洗浄して綺麗になりました。
パッキンを裏蓋に戻します。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ラグ部の太いピンも洗浄して綺麗になりました。サビが綺麗に落ちたので片方の
締まりが緩くなりました。これはラグ部側の「Cリング」が摩耗しているか?。
これは洗浄前の写真を使っておりますが、Cリングが割れているのかも知れません。
ただ写真の様に錆びており。Cリングが抜けません。
よって片方はピンが抜けない様にだけ「接着剤で留めます」。
ブレスも洗浄して綺麗になりました。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。