時計の電池交換/HERMES CL7.710

HERMES CL7.710電池交換メンテナンスです。

ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。

裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックします。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大ですが電池と電池押さえが茶色く錆びています。

電池格納部をチェックしても異常は無し。

電池も異常は無しですから湿気が入って表面が錆びたのみで液漏れではありません。

竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメントですが秒針の中央。本来は銀色ですが茶色になっています。これは湿気で錆びた跡ですがサビ方からガラスの裏側が曇ったのでは無く、特に中央がに水滴があって針と長く触れたために、ここまで錆びます。触れた時間が長いのでサビが出た様ですが同時に軸を伝ってサビが歯車の到達。結果「要OH」となりました。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

裏蓋も洗浄して綺麗になりました。

ムーブメントの外観は綺麗でとても痛んだ感じは見受けられませんが、おそらく分解したら中の歯車は、まっ茶ですね。

約1ヶ月で戻ってきて電池交換メンテナンス&OHは完了です。

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