時計の電池交換/HERMES Horloger
HERMES Horloger電池交換メンテナンスです。ちょっと変わった文字盤ですね。フラットガラスに竜頭もオリジナル。
裏蓋は、はめ込みタイプ。裏蓋をみると十分な使用感があります。
バックルにもネーミング。開け口はココですね。
裏蓋の裏側も綺麗な模様があります。これが裏蓋裏側記載。
パッキンが乾燥していますが、取り外してみましょう。やはりパリパリ。
これがムーブメント。ムーブメントは綺麗な状態です。
竜頭の裏側チェック。青サビが浮いていますね・・・竜頭パイプもチェックしますが、かなりの汚れ。それに竜頭操作が極端に少ない事を物語ってます。言い換えればそれだけ正確に動いて触る必要が無かったとも言えますね。
これが取り出した文字盤＆ムーブメント。これが何処まで綺麗になるか？
ベルトのネジも青サビが浮いています。ついでにこのベルト調整ですが写真の右側2個がネジになっているのが分かります。このネジの部分のみベルト調整可能範囲です。横からの構造からネジを緩めて横にスライドさせてコマを外す事が分かります。
竜頭パイプ裏側もチェックしますが、ここにまで錆びた粉が及んでいます。この状態はメンテナンス電池交換の意義は大きいですね。竜頭の洗浄で青サビが取れました。といっても洗浄のみでは落ちないのでかなり削りはしましたが。
竜頭パイプもこれが限界ですが、かなり綺麗にはなりました。これも洗浄してから爪楊枝で削ってまた洗浄でここまでになります。綺麗になりました。
ベルトも金色部分の青サビが洗浄で落ちました。ケース内側にビッシリ付いていた錆びた粉も洗浄で綺麗に。
竜頭パイプ裏側は特に錆びていましたが、これも洗浄して爪楊枝で削ってまた洗浄です。綺麗になった所でムーブメントを戻します。
電池格納部をチェックします。サビを落として洗浄した裏蓋に。
新しいパッキンを入れます。ハイ、電池交換メンテナンスの完了です。
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