時計の電池交換/LONGINES CHRONO
2013.7.18お預かりのLONGINES CHRONO電池交換メンテナンスです。
弓環の幅が合っていないですからブレスは既製に交換のようですが良くバネ棒が取付出来たものです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
弓環の汚れもチェックします。バネ棒はやはり「湾曲バネ棒」。
ラグ部の汚れもチェックします。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭よりも巻芯が問題でサビが進んでおり、錆びた粉が危険。洗浄して粉は散らなくなりましたが、巻芯がやせ細っております。この程度なら使用に問題はありませんが針回しが異常に堅いと折れます。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。ゼロ位置合わせもご依頼ですが後ですね。
ケースの内側もチェックします。目盛リングがあるのでそのまま洗浄は出来ず。
そしてプッシュボタンのパイプも緑色に錆びており洗浄は不可欠。
裏蓋を閉めてケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
プッシュボタンのサビは取れましたが、少し堅い感じがします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。ゼロ位置合わせ完了。
弓環も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。