時計の電池交換/LUMINOX F117

2011年8月16日お預かりのLUMINOX F117「秒針付けのみ」です。本来はこういう「のみ」のお預かりは無しで「電池交換+洗浄3.000円コース」の付随の作業とさせて頂いておりますが、昨年に「電池交換したところ」。しかも、その時にも秒針付けをしたのに又です。

もっともあの時は衝撃で外れただけだろうと「外れていた針を乗せて押さえたのみ」でしたが。又外れるというのは「ホゾが緩んでいる」

ダンボールに貼り付いて到着ですが両面テープとは。

この写真くらいの拡大ではホゾの状態までは分からない。

両面テープは剥がします。

秒針のこの部分。

拡大してもこの程度ですが、この穴を狭くする訳ですが・・・アルミですからペンチで摘めば瞬時に潰れます。でもピンセットで思いっきり挟んでもビクトモしません。ヤットコって工具で閉めますが職人さんなら”さじ加減”分かるのでしょうが私では分からない。かといって締まり過ぎたら戻りません。私なりのさじ加減で締めましたが。これで外れたら寿命と思って頂くしかありません。OHでもするなら職人さんが締めてくれますが、のみではね。

両面テープを剥がしたせいか裏蓋が白くなったような。ちなみにこの修理、今回上手く締まりましたが、また外れたら更に締めるしかありません。そのとき「私が締めすぎて秒針がお釈迦になればゴメンナサイ」です。それを了解頂ければまた外れたら受け付けはしますが、あまりそういう自分が自信のない修理はしたくありませんね。

こういう症状は作ったところが新品交換で対応するのが普通でしょう。作ったところでも修理は出来ないでしょうから、そういう作りですから仕方が無い。

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