時計の電池交換/OMEGA Constellation 1430
2013.5.22お預かりのOMEGA Constellation 1430電池交換メンテナンスです。
「カレンダーの修正が出来ない」というご依頼もありです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。
カレンダーの修正ですが出来るようです。竜頭をガードするような装飾が回しにくくしているだけかも?
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
ただ、竜頭の根本がサビで膨らんでおり。これが竜頭パイプに収まるのに
「窮屈にもなり」「根本まで押し込めない原因」にもなりでカレンダー操作に影響が出ていた様です。
これは竜頭に付いた「水滴」が毛細管現象で浸透していき溜まっていた痕跡ですが。
錆びている範囲まで「ムーブメント内部にサビが及んでいる」ということでもあります。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの汚れを拭き取り電池格納部をチェックします。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
サビで膨らんでいた部分は洗浄だけでは無理ですから削り取ります。
裏蓋も洗浄して綺麗に。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。