時計の電池交換/OMEGA De ville 1365
OMEGA De ville 1365電池交換メンテナンスです。オメガでもアンティークな部類のクォーツです。竜頭が無い様にみえますがこれはプッシュボタン。これを押すとモータードライブで針が回ります。
バックルは三つ折れ。バックルの雰囲気までがレトロですね・・・まずはバックルから開きますが・・・バネ棒が外からは突けない。でもバネ棒は見えているのです。
バネ棒は穴の中を通るのではなく、溝を通る構造。初めて見ましたか。意外にこういう箇所って持ち主の人は知らないものなのでしょうね・・・、電池交換する者だけの発見。v(^-^)v裏蓋は”はめ込みタイプ”に見えますが・・・違いますね。これはワンピースケース構造。では裏蓋の4本のネジは?
De villeマークも今と違って立体感がなく。また、わざわざ”QUARTZ”って記載されている当たりがレトロな雰囲気。さてネジを緩めると。
ネジが浮いてきます。これがネジ?
筒の内側にネジがきってあります。ネジを外すと、表のベゼル&ガラスが外れます。
裏向けるとこうなっています。このネジに。
この筒ネジが入る訳です。これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケース内側記載。これがムーブメント。
どんと拡大。
電池格納部をチェックします。
これがパッキンですが、かなり特殊。このパッキンは問題はありませんが交換となるとメーカーしか。嫌、もうメーカーも在庫していないでしょうね・・。ガラス&ベゼルを洗浄。
ツヤが出ました。ケース内側もピッカピカ!
このベルト調整はネジを外して行きますが、洗浄しても微動だにせず。CR-556に数日、浸けたままにしてもまったく緩まず・・・こんな頑固なサビ方は初めてみました。バックルも洗浄で綺麗になりました。
パッキンを戻して。ネジとバネ棒も洗浄。
裏蓋・・では無いですが裏側もツヤが出ましたね。ハイ、電池交換メンテナンス完了です。