時計の電池交換/OMEGA De Ville 1379
2015.3.31お預かりのOMEGA De Ville 1379電池交換メンテナンスです。
「竜頭が引けない」という事と「必要なら分解修理」のご依頼です。
薄型クォーツ全盛時代のモデル。
遊び革の状態もチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
「竜頭が引けない」という症状は汚れの固着が原因でしたから洗浄で解消されました。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
大きさもコインと同じくらいですが。
厚みも変わらない、脅威の薄さ。
ケースの内側もチェックして。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
翌日も時間は合っており、特にオーバーホールは不要でしょう。
この薄型ムーブメントは不動で仕方が無い異常は、なるべく触らない方が無難。