時計の電池交換/OMEGA Seamaster 1424
2013年2月28日お預かりのOMEGA Seamaster 1424電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
バネ棒も洗浄して綺麗になりました。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
バックルや弓環も洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
到着後「ベゼルにキズが付いている」というご指摘で再送頂きました。
完成後の写真でもキズがあるのが分かります。そして一番上の写真には無いという事は作業に付いた傷ですが記憶にない。
再度、ムーブメント取り出しで「バフ掛け」をします。
ケースをバフ掛けするとブレスも軽くバフ掛けしないとツヤのバランスが合わなくなります。
バフ掛けで綺麗になりましたこのキズ、洗浄後洗剤を洗い流すときにブレスと擦れ合ったのかもしれません。
新品の時とかバフ掛け後は、表面がミラー状ですから金属が擦れても滑りますが。
洗浄で表面の油分が流れ落ち表面がミラー状では無くなっていたので付いたものかと。