時計の電池交換/Seamaster 1438
2013年2月8日お預かりのSeamaster 1438電池交換メンテナンスです。
文字盤や針の夜光がかなり変色しておりますから、かなりの湿気が入った形跡ありですが
針廻しやカレンダーの早送りでガリガリ擦れる感じでスムーズではありません。
巻芯と輪列の連携部分でパーツが不具合ですか。いずれにしろ分解するしかありません。
ステンレス半無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
裏蓋を開けると耐磁プレートがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ラグ部の汚れもチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
職人さんの検分では輪列へ連携の歯車と文字盤直下の中央の歯車が要交換ということですが
結果的には「ムーブメント交換」となりました。