時計の電池交換/Dupont デュポン
2011年9月1日お預かりのDupont デュポン電池交換メンテナンスです。その昔、Cooの腕時計開設当時に一度、触った事があるデュポンですがあれから6年目。それだけお目に掛かることは少ない腕時計でもあります。
漆仕上げなのか風なのか?
尾錠にも名前と漆塗り。
革ベルトにも名前がありますから専用オリジナルバンド。
裏蓋は”はめ込みタイプ”にみえますがネジ留め。センターラグピンを外そうとすると革ベルトが見る見る割れていきますからかなり劣化が激しい。使用しない期間が2年くらいないとこうはなりません。
革ベルトは両方、全滅。交換しかありませんが革ベルトとはゆえ専用は20.000円くらいか?こういう写真を載せるとこの時計の電池交換や革ベルト交換は、何処も敬遠する事になるのかもしれませんね。
センターラグピンも特殊ですから、これの構造で革ベルト交換を受けてくれる所はメーカーか取扱店以外では無いでしょう。
このパーツも洗浄します。
ケース側面にもロゴが彫り込んでありシブイ。
ケースの留めネジも洗浄します。
パッキンを外して汚れを拭き取ります。
これがムーブメントで。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
液漏れのあとが見えますが、拭き取るのみで問題無く動きました。
バンド固定金具も洗浄して綺麗になりました。パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。
裏蓋をしめネジ留めします。
ついでにセンターラグピンも取り付けて。
革ベルトは幅の合う既製品があったので紹介しましたが不要という事ですから外したまま送る事になります。
ベルトを取り付けは無しですが電池交換メンテナンスは完了です。