時計の電池交換/Luminox Series3400

Luminox Series3400

Luminox Series3400電池交換メンテナンスです。秒針が外れていますから取り付けしましょう。

3本届いたうちの1本。

ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。

エクステンションバックルですね。バックルから外すと、バネ棒が錆びて壊れていました。

裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。

ラグ部とベルト側をチェックします。結構ハードな使い方ですね。

スクリューバックを回すと汚れが出てきました。

裏蓋を開けるとリチュウム電池がムーブメントを覆っています。

電池を外すとオレンジのフィルムがみえます。

これがムーブメント。

竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。バンドの洗浄も完了。

ケースの洗浄は完了。

綺麗になったケースにムーブメントをもどして電池格納部をチェックします。バンドもラグ部も綺麗になりましたが○の箇所は錆びてメッキが剥がれています。

ハイ、電池交換メンテナンス完了です。と思ったら到着後に連絡が?

ベルトの割ピンが全て出てきましたと?今までは、こんな事が無かったと。

再度、送ってもらって確認すると確かに工具で突けば簡単に割ピンが出てきます。この状態では腕に付けていたらコマ同士の動きでピンは勝手に出てくるでしょう。

勝手に抜け落ちることは希ですが、ピンで皮膚を傷つける可能性はあります。

○が入っていた割ピン。□が新品の割ピン。

違いは”くびれが無くなっています”。これはピンの素材に問題があると思いますが、使用中のコマの穴との摩擦と引っ張られる力で押しつぶされたと思います。本来なら使用中に抜けてきますが、そうならなかったのは

この写真の様に割ピンの周りもコテコテの状態になっていたものが、洗浄で汚れが落ちた為に抜けて来たと言う訳です。ある意味、それだけ綺麗に洗浄出来ていると言う事ですが。

割ピン式のバンドを洗浄したら後で全てのピンをチェックしないといけませんね・・・。「洗浄さえしなければ」という事例がまた増えましたか。これは「追加費用”必ず連絡”」の受付では、ノーチェックでの発送となります。また、こういう「割ピンのみの交換依頼」はご勘弁を。電池交換かメンテナンスのついで宜しくお願いいたします。m(..)m

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