時計の電池交換/RADO 29.3620.4
RADO 29.3620.4電池交換メンテナンスです。
ラドーを触る機会はほんと少ないです。そのうえにラドーは独特の構造の物が多いので触るのが怖い腕時計でもあります。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載ですがここまで茶色くなればシールは剥がしましょう。
裏蓋の裏側もチェックします。
ベルトは普通にバネ棒です。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
どうみても文字盤の方が大きいですから裏側からは抜けません。
この金具でガラスを押さえています。
これも洗浄して綺麗になりました。
ガラスの裏側からですが黒いのはプリントガラス。そしてパッキンが溶けていますね・・。
ケース側にも一部が溶けてへばり付いています。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ここまでの作業で指も机も溶けたゴムで真っ黒。
溶けてぺっしゃんこのパッキン。
ガラスは表が金色で裏側は黒のプリントガラス。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
バンドも洗浄して綺麗になりました。
ガラスはプリントなので洗浄は出来ないので手作業で拭きます。
如何にも専用パッキンに交換した様に見えますが。
実は普通の丸いパッキン。グリスでベトベトにしてケースに貼り付けてガラスで押さえます。
これがガラスを押さえている金具。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
裏蓋も綺麗になって横から見ればガラスの留め方が良く分かります。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。