時計の電池交換/TISSOT Chronograph 1853
TISSOT Chronograph 1853電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れダブルロック。
ベルトごと洗浄しますからバックルも綺麗になるでしょう。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
ベルト調整も依頼ですからコマを外します。
おっと何も考えずに打ち込んだらピンの先端が曲がりましたが、こうなると作業が倍以上に難しくなります。
ラグ部もチェックします。
裏蓋の裏側もチェックします。パッキンも外して確認。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。このムーブメントで”遅れる”とか”止まる”。または”クロノグラフが作動しない”などはムーブメントごと交換になります。職人さんによると直すこと前提では作られていないと。つまりメーカーでも同じ対応になるんでしょうね・・。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
巻真の根本にサビがみえますが、この程度は洗浄で綺麗になるでしょう。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
弓環はバネ棒も洗浄します。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
弓環や余りコマも洗浄。そして0位置合わせ。
ベルトを取り付けますがバックルが浮くのをダブルロックで押さえつけた感じですが、三つ折れバネのカーブがイビツ。
多少の修正は効きました。こいう事を書くと「バックル症状の修整のみ」の依頼がきますがメンテナンスついででなければ受付は行っておりません。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。