時計の電池交換/G-SHOCK DW069-1289
2011年1月お預かりのG-SHOCK DW069-1289電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇りが著しい。これでは視認性に影響します。ただ問題はガラスの裏面が触れるかです。
裏蓋は4本ネジで留まっていて。
裏蓋の裏側もチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ベゼルも外してケースの内側もチェックします。
丸い穴の空いたプラスチックの板ですがケースとガラスの間に接着で留めて、上から黒いコーキングが施してあります。これでは外す事は不可。
この程度には綺麗には綺麗に出来ましたが綿棒や筆・ハケの様なものでは拭けませんからこのまま洗浄器に入れます。時間が長くなると白い文字が消えるでしょうからガラスの曇りを取るだけの最低限の時間。曇りを完全に取るには5分くらい掛かりますが、それでは文字が消える。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
ベゼルと取付ます。写真では完璧に見えますが。
ぱっとみは曇りが取れて綺麗になった感じですが、良く見ると洗浄によって白い文字が書いてあるプラスチックの板の黒い部分が凸凹になっています。曇って見にくいよりはマシとしますか。この曇りですが綿棒で拭いたくらいでは拭いても効果がありません。単なる湿気では無いようですが一体何?
一応、目的のガラスの曇りは感じなくなりました。