時計の電池交換/G-SHOCK DW-8200/1294

G-SHOCK DW-8200-1294

G-SHOCK DW-8200-1294電池交換メンテナンスです。ダイバーらしい重厚なデザイン。

裏蓋はチタンのスクリューバックで右が裏蓋記載。

電池交換の為にはベルトを外しますが・・・バネ棒が錆びていますから、こちら側外れません。片方は外せましたが錆びています。そして片方は外せないままです。

ネジを抜いてみますとサビが浮いていますね。このネジは表のカバーを留めたネジで金属ケースに留まっています。このくらい錆びた状態の腕時計では、ネジを外した時に”ねじ山のみケース側に折れ込む”パターンが多いです。ただ折れ込んだ場合修理は不可。まぁ、極端に言えばカバー留めネジですが無くても何ら問題は無いでしょうから、折れ込んだ場合は接着ですね。

先ずは表のカバーを外します。裏側は当然汚れていますから洗浄します。

カバーを外せば、こうなりますから。ベルトは”外から突けるタイプ”に早変わり。

ハイ、外れました。錆びてもいますし右側のバネが効いていませんね。この程度は洗浄すれば問題無いでしょう。問題はこちら。ラグ部のバネ棒が通る所に金属パイプが入っています。これが取り出せないですから、パイプのサビが落とせません。このまま洗浄するしかないのです。

これで電池交換の準備完了。これがムーブメント。

邪魔な物はのけていきます。といっても”裏表・向き・位置”は決まっていますからメモりながら外してくださいね。ムーブメントは取り出さなくても電池交換は出来ます。ただメンテナンスを目指す者としてはケースの洗浄もしたく日夜カシオ系はムーブメントを取り出してはいますが・・・

やはり断念。ここからこの黒いプラスチックが外せない。この部分です。洗浄すると洗剤がガラス裏面に付く訳ですが、このプラスチックパーツが外せないと拭き取りが出来ないのです。

強引に引いたら外せそうですが、取りつけられるのか?。引いたら何処か留まっている爪が折れるのか?ん・・・だれか教えて!この腕時計のジャンクで要らない物お持ちの方いませんか?電池は”CR2016”

新しい電池に交換して。リセットですね。

裏蓋も洗浄して。表示確認してボタン操作で確認音が鳴ればOK。

カバーも綺麗になりました。カバーを取りつけてやっとG-SHOCKらしくなりました。

ネジも洗って、バネ棒は洗っても縮んだままですから交換ですね。ELライト点灯確認して。

バンドも洗浄でやっとバンド内部の金属パイプが見えるくらいにまでは綺麗になりました。これも4・5日洗浄液に浸け置きすればもう少しは落ちるものですが、そこまでの手間は掛けられませんしね。ハイ、バンドも取りつけて電池交換メンテナンス完了です。

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