時計の電池交換/G-SHOCK/DW5600-901

G-SHOCK/DW5600-901

G-SHOCK/DW5600-901電池交換メンテナンスです。18本のうちの1本ですが、勿論全部動きました。

裏蓋はスクリューバック。このモデル表からはウレタン素材の普通の”G"に見えます。でもステンレスの裏蓋だけに目をやってはいけませんね。電池交換の為には裏蓋を覆ったベルトを外すとやはり汚れています。

ベルトを外すとラグ部の状態が良く見えますが、この写真からもウレタンケースでない事が良く分かります。この18本殆ど未使用ですが、この腕時計は違う事が分かります。ラグ部を横から見ればネジで留まっているように見えます。

反対側から見ても。でもネジの頭が錆びているのが分かりますね。ラグ部のバネ棒は先端が錆びています。

表のカバーを外せばステンレスケースの腕時計であることが良く分かります。羊の皮をかぶったオオカミ、って所ですか。これが外したカバーですが。

やはり結構、使っておられるので裏側は汚れています。ステンレスのみにした景観では、こうなる訳です。かなり汚れが凄い!

裏蓋内部は普通ですが、パッキンから外は錆びています。如何にパッキンが重要か良く分かります。パッキンを取り外しますが、裏蓋のサビが・・・

これは拭き取るのみではダメでしょう、削ります。これがキャリバー。

G-SHOCK/DW5600-901mムーブメント

裏蓋を開けるとゴムのスペーサーが見えます。ゴムのスペーサーを取り外しますと、こうなります。G-SHOCKでもかなり古いムーブメントであることが分かります。

いくらデジタルとはゆえ、あの状況で電池交換は出来ませんから、ムーブメントを取り出します。ケース内部のチェック。

プッシュボタンの裏側が錆びています。この程度は洗浄すれば綺麗になるのですが・・このういった隙間がありますから、洗浄機に浸けてしまうと跡が残りますから洗えません。

よって、手作業で拭きます。ネジとバネ棒は洗浄しました。

裏蓋は削って、洗浄しましたがこの凸凹はどうしようもありませんね。裏蓋も磨いて綺麗になりました。

ベルトも洗浄して綺麗になりました。カバーも綺麗になりました。

これが電池、リチュウム”CR2016"ですね。電池格納部もチェック。

ここが”AC端子”です。スペーサーを入れて。

磨いた裏蓋を閉めます。カバーを取り付けて。

ELライト点灯を確認します。洗ったネジも入れて。

ベルトを取り付けて完了です。

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