時計の電池交換/G-SHOCK DW004/1597
2012年10月30日お預かりのG-SHOCK DW004/1597電池交換メンテナンスです。「アラームが鳴らない」と「G-SHOCKのロゴが無くなった」というご依頼です。ロゴが無くなったという意味が分かりませんが。
布バンドの向きをチェックします。
ベルトは引き通しではなくバネ棒で写真の様に固定されております。ベルトも後で洗浄します。
まずは裏蓋カバーを外します。
こえがキャリバー、裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントですが。
パッキンが接着剤で固定されております。接着剤というか溶かして固着させた様にも見えますから外して切れたら交換パーツがありません。
これが取り出した文字盤&ムーブメントですが「アラームが鳴らない」原因はこのスプリング。これも接着剤で固定されており、絶縁材の役目を果たしてしまって鳴らない訳ですが。
外すのも一苦労。また接着剤を綺麗に除去しないと接触不良でなりません。この小さなバネに30分を要します。
こちら液晶側。
ベゼルカバーも外して洗浄。
ベゼルカバーは両面テープで固定されております。
裏蓋を閉め簡易防水テストがてらの洗浄。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
ネジ類も洗浄して綺麗になりました。
カバーも洗浄して綺麗になりました。
表示確認してボタン操作で確認音をチェックしてELライト点灯確認。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。