時計の電池交換/G-SHOCK DW5900/914
2012年10月1日お預かりのG-SHOCK DW5900/914電池交換メンテナンスです。とガラスの曇りがご依頼ですが、このガラス外せるか?ケースが金属のものは外した事はありますが「プラスチック・ケース」のものは経験が。そこで「脱着によるケース、及びガラスの破損」の了解を貰います。
3本届いたうちの1本。
交換用のベルトやベゼルが同梱されております。
それにしても、ここまで曇ったG-SHOCKは見た事が無い。
遊環の状態もチェックしますが・・無い。これは交換用バンドが同梱されております。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント取り出し。
こちら液晶側。液晶も若干曇っておりますが写真では分からないレベル。
と作業しているとベゼルの残った破片がポロポロと5つくらい落ちていきました。
さぁ、ガラスが割れるか?と思いましたが意外に簡単に外れました。金属ケースよりもプラスチックの方が伸縮する分、食いつきも甘いですか。
ケースも変形や破損もなく無事に外せました。
問題はこの文字盤。これ触ると粘着質な素材になっているので指で触れただけで指紋がつきます。よって綿棒で擦れば毛羽が付いて汚くなりますからエタノールを染みこませてサッと拭きます。
押しつけると文字が消えますから緊張が続きます。
「WATER RESIST 200M」の白い部分を拭きますが。黒くなったものの文字が消えた部分も。
先に文字盤をセットして。
アルコールで拭いた硝子を戻します。
ガラスの装着は完了。ケース側面からみれば汚れが目立ちますから裏蓋を閉めて洗浄します。
ネジも洗浄して綺麗になりました。
パッキンが挟まって入っていた証拠で、これでは浸水します。
パッキンは交換して裏蓋を閉め簡易防水テストがてらの洗浄。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。遊環も取り付けて。
ベゼルも交換用が同梱されておりましたので装着。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。