時計の電池交換/G-SHOCK DW9900/2016
2016.1.21お預かりのG-SHOCK DW9900/2016電池交換メンテナンスです。
遊び革の状態もチェックしますが無い。
袋から取り出すと何か部品が?これはベゼル・カバーが割れたもの。
時計を上から見た写真ですがラグ部を覆い隠す部分が滑落。
下側も同じように割れて切り口が新しい事が分かります。また○の部分ですが亀裂が入っており、スクリューバックを回すためにバイスに固定した瞬間に割れるでしょう。
これは状況を説明してご理解が無いと作業できません。
早速、お返事頂きまして電池交換メンテナンス進行!という事で。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
表面が乾いており長期間の放置期間がある証拠。
ラグ部はバネ棒では無く、太いネジピンですから脱着は簡単。
ベゼル・カバーを外そうとしたら割れました。
外すとこうなります。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
放置期間が長くスクリューバックとパッキンがへばりついて固くて開きません。
工具が滑って擦り傷が付きますが、これは後で磨いて修整。
の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。汚れも殆ど無く洗浄しても変わり映えしないでしょう。
よって「リチュウムの電池交換のみ2.100円コース」に変更させて頂きます。
電池格納部をチェクして電池を入れて動作確認。
パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
スペーサーを戻して。
表示確認してプッシュボタンの動作確認。
ELライトの点灯確認。
割れたベゼル・カバーは戻せませんから、この状態で返送となります。
ベゼル・カバーはネットには「レプリカ」で売っている様ですが。事情が私では分かりません。よってブレスも必要になるかも知れず同梱しておきましょう。