時計の電池交換/G-SHOCK MR-G 210/1673
2011年10月18日お預かりのG-SHOCK MR-G 210/1673電池交換メンテナンスです。
3本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきましょう。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
ラグ部はCリング式ですが片方が錆びて外せません。
スクリューバックを回すと汚れが出て来ます。裏蓋の裏側もチェックして驚き、サビでパッキンが見えないレベル。
当然、パッキンは交換します。それよりも裏蓋のサビ落としが大変。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
とベルトを持つと指先に微妙な感覚が。やはりピンが甘くなって抜けました。
ムーブメント拡大。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
洗浄前にケースと裏蓋のサビを削り落とします。
パッキンは交換してシリコン塗布をしてケースに戻し裏蓋を閉め簡易防水テストがてらの洗浄。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
交換したパッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
裏蓋もここまでは綺麗になりました。
裏蓋のプロテクターも取り付けて。
さて割ピンですが、簡単に抜けたくらいだから・・・と他の割ピンもチェックすると指で突いたのみで簡単に押し出せるでは。
割ピンが”割れピン”なるとバネが効きません。反対側もチェックしますが総崩れ。結局コマのピン10本。総入れ替えになります。
バックルの板バネの噛み合わせが浮いておりますので修整して。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。