時計の電池交換/G-SHOCK AW-500/380
2014.1.24お預かりのG-SHOCK AW-500/380電池交換メンテナンスです。
もうオールド・クォーツの部類になってきましたがメーカーは電池交換さえ対象外。
こちらでも加水分解は覚悟頂かないと裏蓋さえ開けれません。
この方も、受付メールに「加水分解の了解宜しくお願いいたします。」と書いても
返答も無く。返却するか迷いますが返答が無いと言う事は「了解済み」という事で大胆にいきます。
遊び革の状態もチェックします。流石にこれが割れていたら返却ですが。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーを外して。
汚れもチェックします。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェクして先に動作確認。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
パッキンが効いていた事がよくわかります。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ベゼル・カバーも短時間ですが洗浄します。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
外したパーツを戻していき、パッキンにシリコン塗布をしてケースに戻します。
ベゼル・カバーのパーツも戻して。
ベルトもバネ棒も洗浄。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了です。
この類いの時計は「加水分解で割れてもゴメンナサイ」としか言いようがありませんから
ご依頼のかたは覚悟を決めて頂くか、交換パーツをご自分でご用意ください。
「唯一の時計」「加水分解には注意」など書いてあるものは受付不可。
また、到着して場合も作業はしないで返送しております。