時計の電池交換/G-SHOCK AW500/380
2014.11.25お預かりのG-SHOCK AW500/380電池交換メンテナンスです。
7本届いたうちの1本。
ウレタンバンドの柔らかさは充分にありますから加水分解は無いでしょう。
ただベゼル・カバーが崩壊寸前。
遊び革の状態もチェックしますが加水分解で既に無く。
ベルトを開かないと先の作業に支障がありますから外します。
この汚れでは洗浄は必須。
ラグ足に沿ってベゼル・カバーにヒビが入っており外せば崩壊します。
外すというか、その作業はゆで卵の皮むき状態。
内部のスペーサーは柔らかい素材ですが一体化してしまったか?
綺麗にむけました。
ネジも洗浄します。
この汚れでは洗浄するしか無いでしょう。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っております。
これがムーブメントで。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉めてまるごと洗浄して浸水が無いかチェックします。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池が変色しており水滴が。
電池格納部をチェクしますが水滴が、しかも粘りけがあるので液漏れですが。
はやり動作しません。一昼夜乾燥させてみましたがダメでした。
外したパーツを戻して。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
スペーサーだけ乗せて。
ベゼル・カバーは崩壊しましたからバンドを取り付けメンテナンスは完了です。
これも、同時に電池交換したG-SHOCKの様に翌日に復活してしていた!という事は無いですね。