時計の電池交換/OCEANUS OCW30/4740 電波ソーラー

2014.1.7お預かりのOCEANUS OCW30/4740 電波ソーラーメンテナンスです。
ソーラーですから「電池交換は不可」ですと一旦はお断りしましたが。
またプッシュボタンの動きが鈍いというご依頼ですが、修復には
「ムーブメント取り出しが必須」ところが。
電波ですからムーブメント取り出し可能かどうか?。
構造的には取り出せるでしょうが、安全に作業できる構造かどうかは
中を見てからになります。
よって「ムーブメント取り出し不可の場合はブレスの洗浄のみとなります」
というご了解を得て受付です。

2本届いたうちの1本。


チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。


微調整位置をチェックします。


裏蓋は”はめ込みタイプ”で裏蓋記載。

弓環の汚れもチェックして。


裏蓋の裏側もチェックします。

裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。

これがムーブメントで。

動きが鈍いプッシュボタンをチェックします。

プッシュボタンから水が入って完全にさび付いております。

ムーブメント取り出しですが・・この白い物は何?

ただの詰め物のようです。カシオは経験が少ないですから何が起こるか分からず触っております。

ムーブメントを浮かせると、錆びた塊がポロッと出て来ました。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

こちら普通に動く方のプッシュボタンがあたるレバー。

こちらが錆びた側ですが、上の写真と比べると如何に錆が浸食しているか分かります。

ケースの内側もチェックしまが・・・

プッシュボタンの裏側は錆が凄い、この状態はお客様想像は出来ないでしょう。

プッシュボタンがストロークするのが不思議なくらい。


洗浄したいですが目盛リングがあるので不可。プッシュボタンのストッパー外しただけで錆びた粉が散らばります。


プッシュボタンは意外に綺麗。


ケースとの隙間にホコリが溜まって湿気を吸って、そこが浸食してきた感じですか。


ケースは手拭きですが清掃でツヤが出ましたね。錆は削り落としました。


洗浄は出来ないですから錆は削ってアルコールで拭きます。


これくらい綺麗にすれば動きはスムーズでしょう。


プッシュボタンも洗浄して綺麗になったところで装着。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して外したパーツを戻していき動作確認。
動作確認できて一安心。


パッキンにシリコン塗布をして裏蓋に戻し。


弓環も洗浄して綺麗になったところで。

バンドを取り付けメンテナンス&プッシュボタン修理完了です。

