時計の電池交換/Citizen 50-8098
Citizen 50-8098電池交換メンテナンスです。
5本届いたうちの1本。
2時位置のガラスのキズが目立ちますが、これが電池交換後には綺麗なガラスになります。
裏蓋は”はめ込みタイプ”ですが年代を物語る、はめ込みタイプ。こちら裏蓋記載。
ベルトはスライドバックル。開け口はココですが分かりますか?
メンテナンスの為にはガラス&ベゼルも外しますが、ここから開けます。
ベゼルを外すとケースとの接触面にサビが見えますが、これは洗浄で綺麗になるでしょう。
ガラス&ベゼルは洗浄で綺麗になりました。
これがムーブメント。
ムーブメント拡大。レトロなクォーツムーブですね。そして輪列部分の重厚さ。
そんなに汚れている様には見えないベルトでしたが、洗浄機に掛けると汚れが出る出る。結局5回洗浄し直してやっと汚れが出なくなりました。30年以上前の腕時計は、こういうパターンが多いです。綺麗になったケースにムーブメントをもどして電池格納部をチェックします。古いクォーツで油ぎれしていますが問題なく動きました。
ベゼル&ガラスはプレス器で入れますが”カクン!”と入って楽勝!と思いきやヒビが(☆。☆)。やってしまった(数年振りにやりますか)しかし、これだけ厚いガラスが簡単に割れるか・・・・。こういった既製品の在庫が無い変形ガラス(特注物)を割ると、電池交換の利益は軽く吹っ飛びました(;_;)。5回洗ってやっと綺麗に。
ベルトを取り付け電池交換完了のハズが、ガラス交換に修理まわしです。
ハイ、ガラスは新品に変わって電池交換メンテナンス完了です。
電池交換メンテナンスの作業をする事の愚かさを露呈する出来事でした(;_;)