時計の電池交換/DIGI ANA 4-098404 K
DIGI ANA 4-098404 K電池交換メンテナンスです。
ステンレス板巻きバンドに三つ折れバックル。当時懐かしいオリジナルバンドのままというのが良い。
微調整部分の位置をチェックします。
裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。ただ時計の状態の割にバネ棒が綺麗過ぎるのに違和感を感じます。
裏蓋を開けるとスペーサーがムーブメントを覆っています。見た感じラグ部なども綺麗な状態。
これがムーブメントで。
竜頭パイプもチェックします。
ケースの表側を外します。
これが取り出した文字盤&ムーブメントで。
プッシュボタンは独立して配置されていますから当時は凝った作りをしていたものだと。この頃は作る側も「腕時計=高額品」のイメージでしょうから「いくら何でも作ってるのは腕時計なんだから」といった感覚は普通だったと思います。
液晶の装飾板を外して。
ムーブメントを外さないとプッシュボタンの修理が出来ない。
サビでコッテコテ。
電池格納部をチェックしますが綺麗な状態。
これが取り出した液晶&ムーブメント。
ボタンは全て外すしか無さそうですが抜けるのか?
兎に角は一度、このまま洗浄してサビを落とすかそのままいくか?
無理に引き抜いてプッシュボタンが折れるのも困りもの。
何とかストッパーを外すのみで外れました。
コテコテですね。
もちろんケース側も。表からでもこれが見えてバネ棒が綺麗なので違和感を感じた次第。
洗浄は終わって。
この程度くらいまでは綺麗に。
プッシュボタンもご覧の通り。
ハズ時は大変でしたが綺麗なるとスッポリ入ります。
装飾板は塗装ですから洗浄しませんが、組み込んでELライト点灯確認。というかこの頃はELライトでは無く「まめ球」らしいですが。
洗浄して綺麗になったところで。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了です。