時計の電池交換/Pro Master 0610-H15378K
Pro Master 0610-H15378K電池交換メンテナンスです。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。回転ベゼルに、ねじ込み竜頭はダイバー仕様。
バンドを外してラグ部のチェック。裏蓋はスクリューバックで。
裏蓋記載。裏蓋の裏側もチェックしますとパッキンが劣化していますね・・。
これがムーブメントで。
ケースが錆びていますが内部に及んでいなければラッキーですが。
竜頭の裏側は洗浄で綺麗になりました。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
プッシュボタンが動かないくらい錆びています。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
弓環もバネ棒も洗浄して綺麗になりました。
これはパッキンが潰れて平らになた訳ではなく”平パッキン”って物ですがそれにしても厚みが薄くなってしまっています。
こういうパッキンは私ら持っていませんから電池交換で持ち込まれても交換はしません。かといって「パッキンのみメーカーから取り寄せ」それもしません。
「パッキン交換=防水の保証」となるでお客様にはメーカー対応のみしか無理と敬遠します。
先ずは洗浄ですが目盛がガラスの裏面にある腕時計はそのまま洗浄できません、そこで竜頭を取付て裏蓋を閉めて洗浄します。
でも錆は手作業で落としていくしかありません。
プッシュボタンも外すとこの状態。
もうひとつのプッシュボタン。
外して洗浄。
こちら側も。
プッシュボタンのパッキンも若干劣化していますが、そこまでするにはメーカー送りしかありません。でもメーカーならパッキンのみでは無くプッシュボタンごとの交換パーツの在庫が無ければ「修理対応不可」で返却となるとお思います。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
ベルトを取り付け電池交換メンテナンス完了ですがよく見るとベゼルの数字が洗浄で消えている。
そこで墨入れして電池交換メンテナンス完了です。