時計の電池交換/ATTESA 4710-470761 TA

2013年3月28日お預かりのATTESA 4710-470761 TA電池交換メンテナンスです。

チタン板巻バンドに三つ折れバックル。時計全体にシリコングリスが塗ってありツルツルで滑ります。なぜこんな事になったのか?

ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗に。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

裏蓋の裏側もチェックして。

これがムーブメントですがパッキンが・・・。

はみ出しと言うか、ずれていると言うか。これでは防水機能は果たさない。

おまけに切れているは硬化しているは。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

写真ではわかりにくいですが文字盤全体に泡のような水滴がついた感じです。
ただ拭いても取れませんから文字盤表面のフィルムの下の現象ですからどうすることも出来ません。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

一昼夜、置いていたら”泡のような水泡”が消えているでは。
という事は内部に湿気が残っておりますね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

パッキンは交換してシリコン塗布をして裏蓋に戻します。

電池を入れて動作確認ですが不動。やはり湿気が入っているせいか。
ただ注油したら動き出しましたので電池交換メンテナンス完了です。

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