電池交換では動かなかった時計/G-SHOCK AW-500/380
2016.2.16お預かりのG-SHOCK AW-500/380電池交換メンテナンスです。
2本届いたうちの1本。
プッシュボタンの動きもチェックして。
遊び革の状態もチェックします。
ベルトを外さないと裏蓋が開けられない構造ですから外します。
この裏蓋、かなりの格闘の跡が見えるだけに相当な固さでしたが何とか開けます。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
ベゼル・カバーを付けたままで固い裏蓋を回すと圧力で潰れてしまいますから外します。
裏蓋の裏側もチェックして。
裏蓋を開けるとスペーサーが電池を覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。
ベゼル・カバーをチェックしますが汚れは無し。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋を閉め洗浄レベルでの水漏れは無いかチェックします。ケースも洗浄する必要が無いくらい綺麗な状態。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックしますが液漏れ。
絶縁フィルムも外して湿気を拭き取り電池交換ですが不動。
そこで再度、ムーブメント取り出しで20時間くらい乾燥させます。
再度、ケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
絶縁フィルムも戻して動作確認ですがリセットしも反応が無く。
外したパーツを戻して返却となります。
ベゼル・カバーのスペーサーも洗浄して白くなりましたが不動では。
バンドを取り付け電池交換メンテナンス完了ですが不動。
ただこの年代の物は不動では手間は相当掛かりますから費用は掛かりますからご注意ください。