電池交換では動かなかった時計/JUNGHANS JO-501

2011年11月25日お預かりのJUNGHANS JO-501電池交換です。

スライドバンドでバックルの汚れは洗浄で綺麗になるでしょう。

裏蓋は”はめ込みタイプ”で右が裏蓋記載。

開け口には格闘の跡が見えます。

これがムーブメントで。

ムーブメント拡大。

竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。

竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。

ラグ部や裏蓋の裏側もチェックして。

ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。

綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。

電池を入れて動作確認ですが不動、そこで注油調整で動き出しました。

良く見るとガラスの周辺が金色にみえましたが、これは接着剤が乾燥した物。いわゆる”ガラス外れの前兆”。

ガラスを外して接着しなおし。

一応、注油調整で動かしましたので2・3日様子見ですが3日目に止まっておりました。今回はOHまではしないと言う事で返却です。

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