電池交換では動かなかった時計/LONGINES L161.4
2013.7.1お預かりのLONGINES L161.4電池交換です。
12本届いたうちの1本。
ステンレス無垢バンドに両開きバックル。
この写真の意味するところですが。バックルの中央を持ち上げると、両開きバックルは両サイドの折りたたみがパラリ!と垂れます。それが突っ立ったままという事はサビでバックルの蝶番部分が固まっております。
こういうのはベルト調整も出来ない物が多いですが。
割りピンですがサビでビッシリ!叩いても微動だにしません。
裏蓋にもサビがビッシリ。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントですが全体的にサビが覆っている感じ。
金属部分はすべてサビが浮いており、電池交換で動いたとしても何時止まるかわからない状態。
洗浄したらピッカピカ!になりタイプですが、これは返却ですか。
そしてもう一つ。こちらは写真の状態で到着。
ガラスも外れますが電池交換に時計に紛れていた感じで。
手巻き時計です。巻けば動き出しまし時間も合うようです。
それならとケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
ただガラスは外れておりますから接着の前に、以前の接着剤を除去。
取り付け完了。
裏蓋の裏側もチェックして。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
ムーブメントを組み込んで「洗浄・ガラス付け」完了です。