電池交換では動かなかった時計/MR-G 2000DJ/2752

2011年10月28日お預かりのMR-G 2000DJ/2752メンテナンスのご依頼です。「動かなかったコーナー」ですが、元々、動いておりますがメンテナンスのみのご依頼です。MR-Gでもこのモデルは高そうな機種。触った事がないですがさてどうなるか。

重厚な作りでサイドのネジはベゼルカバーを留めるものでしょう。

微調整部分の位置をチェックしておきます。

裏蓋は4本ネジで留まっていて右が裏蓋記載。

結局バックルのバネ棒と裏蓋の4本ネジを外しただけで何も出来ず。

裏蓋の4本のネジを外せば裏蓋が浮きますが外れ無い。写真いうと左側が浮きますが右はベルトにガードされて浮きもしない。4本のネジを外すのみでは電池交換さえ出来ない構造。このラグ部のネジは両サイドから留まっておりますが簡単には緩まない。「お手上げ!」です。まさか動いている物を、わざわざ止めて送り返す事になってもいけませんからね。

無碍に分解していっても組み立てられないでは仕方が無い。でもこれ今、気が付きましたが「ソーラー電波」。ということは「時計店が開ける事はない」という作りでしょうから当然かも知れません。

結局は即、返却となりました。G-SHOCKの高額機種は「電池交換やメンテナンスは不可」のものが多い様で。お申し込み時のキャリバーや型番のお知らせでは分からず。やはり現物をみないと判断が出来ませんから発送のさいはレターパック350の封筒など同梱(返送用)を宜しくお願いいたします。

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