電池交換では動かなかった時計/Nixon Simplify THE 51-30
2015.10.20お預かりのNixon Simplify THE 51-30電池交換メンテナンスです。
ガラスの曇が気になりますが洗浄で綺麗になるでしょう。
ステンレス無垢バンドに三つ折れダブルロック。
微調整位置をチェックします。
ベルトごと洗浄でバックルの汚れも綺麗になりました。
裏蓋はスクリューバックで裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックして。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大。電池が入っていないということは何処かで「不動です」との診断か。
スペーサーを外して文字盤の裏側もチェックします。
不動の痕跡があるので、洗浄の前に電池を入れて動作確認では問題無く動き出し。
竜頭の裏側は洗浄でここまでは綺麗に。
竜頭パイプも、ここまでは綺麗になって。
これが取り出した文字盤＆ムーブメント。
黒い物の上に置けばいかに曇っていたかがわかります。
ケースの洗浄は終わってツヤが出ましたね。
裏蓋も洗浄して綺麗になりました。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して。
外したパーツを戻していき電池を入れて動作確認。
全体的にツヤが出て綺麗になりました。
ガラスの曇りもスッキリしたところで。
時間を合わせて電池交換メンテナンス完了です。
「到着いたしましたメールに”動いております”と記載して」送信。
そして翌日(2015.10.21)の朝、止まっております。
昨日のメール送信の1時間後くらいの時間を指しておりました。
「クォーツ・パルス」が出ておらず回路不良なのか？既に電池が無くなった状態。
強制運針器ではスムーズに動くので、輪列に問題は無いでしょうから「回路交換が必要？」。
2015.10.21正午にもう一度、電池交換してランニングテスト。
明日まで様子見をみて返却か修理かの判断です。
回路交換必須となれば「ムーブメントごと交換」となり予算オーバーですね。
2015.10.21（PM 21:40現在）では、正確に動いております。
翌朝（2015.10.22）も動いており発送となります。
やはりガラスの曇りという症状から湿気から歯車どうしが軽く固着していたのが原因か？
おそらく電池寿命は少し早いでしょう。