電池交換では動かなかった時計/Perpetual Calender
2012年1月5日お預かりのPerpetual Calender電池交換でご依頼です。5秒針運針の状態で到着。
化粧箱に入って到着。
チタン無垢バンドに三つ折れプッシュバックル。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
裏蓋を開けると電池がムーブメントを覆っています。
これがムーブメントで。
ムーブメント拡大ですが。
ムーブメントがキズだらけですね・・・レバーは曲がっているし動くのか?
外した電池も中央が膨張して膨らんでおりますが何故こうなる?
ガラスの内側にもホコリが多すぎですが、ムーブメント取り出しを行ったのでは作業で文字盤を動かしたのでホコリが入った感じですか。何でもこのインデックスは12時と6時は加工してオリジナルを作った為だとか。そう言われても何処をどう変えたのか私には分からない。凄い腕前です。私ら加工どころかインデックスは出来る限り触りたく無い箇所でもあります。
残念ながら電池交換してもカレンダー情報が入力できない。また電池を替えても数分で5秒運針になりますから諦めて頂くしかないでしょう。今回、電池は古い物を戻して返送です。