電池交換では動かなかった時計/PIAGE 手巻き
2014.11.10お預かりのPIAGE 手巻き時計です。
本物かどうか分からないですが、電池交換でご依頼です。
裏蓋は4本ネジで留まっていて裏蓋記載。
このケースは18K?
ネジの小ささに驚き。
ケースの内側もチェックして。
裏蓋に付いて出てきました。
これがムーブメントですが手巻き(メカ・ウォッチ)ですから電池交換は出来ない。
ゼンマイを巻き上げた状態で止まっておりますから要・分解修理です。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。竜頭の位置が下になっておりますが
文字盤の足が折れており、グルグル回ります。
これは動くようにするには分解修理と文字盤修理ですからかなりの費用になります。
分解していないので分かりませんが、もし交換パーツが必須になれば金額は更に跳ね上がるのが高級ウォッチ。でも、交換パーツが入手出来るのか?という方が問題ですが。
今回は電池交換メンテナンスのご予定でしたから返却となります。
返却後、分解修理をして動かすと言う事で再送頂きました。
といっても修理センターさんに送りますから。
こちらは洗浄がお仕事。
全体的にツヤが出て綺麗になったところで。
バネ棒も洗浄して綺麗になったところで。
バンドを取り付け修理センターさんに。