電池交換では動かなかった時計/PULSAR LED
2011年2月お預かりのPULSAR LED電池交換メンテナンスです。
専用の箱で到着。
アンティークな雰囲気のデジタルですが。
微調整部分の位置をチェックしておきます。
ベルトごと洗浄でバックルも綺麗に。
裏蓋はスクリューバックで右が裏蓋記載。
裏蓋の裏側もチェックします。パッキンが硬化しておりますから後から交換の積もりが結果的に動かなかったですから交換も無しです。
これがムーブメントで。
電池格納部をチェックしますと「+DN」「+UP」と書いてあります。
これが取り出した文字盤&ムーブメント。
向きを間違わない様にチェックします。
裏蓋を閉め竜頭を戻して簡易防水テストがてらの洗浄。
綺麗になったケースにムーブメントを戻して電池格納部をチェックします。
電池は国産の「SR43SW(301)」が同じサイズ。ただ電池交換しても表示はしない。というかLEDですからプッシュボタンを押さないと表示しないはず。
ところがプッシュボタンが接着剤の様な物で固めてある?誰が?何故?押せないと表示させる事が出来ないのに。不思議な腕時計ですがこれを動くようにするには厄介過ぎますね。というか出来るかどうかさえ分からない。そこでムーブメントのプッシュレバーを押してみても表示しないので返却となりました。
こういう症状は分解してどうこう出来るものでは無いですから電池交換で表示しない場合は手の施しようが無いです。