電池交換では動かなかった時計/SKAGEN

2011年12月6日お預かりのSKAGEN電池交換です。 ご自分で電池交換したが裏蓋が閉まらず、秒針が外れたということです。このタイプの腕時計は私らでも裏蓋の開閉は難しい部類ですからご自分で開けるのはお勧めではありません。

このパターンは、動かない場合が多いので返送となると「350円」を振り込む手数料が掛かりますから「レターパック350の封筒を同封」頂きました。

裏蓋はテープで留めてあります。裏蓋の裏側もチェックしますが変形させた感じは無し。

これがムーブメントですが、余計な箇所を触って壊した形跡も無し。

ムーブメント拡大。電池も外して測りますが問題なし。まぁ、交換されたところですからね。

秒針が取れたという事で、竜頭を抜きます。

これが取り出した文字盤&ムーブメント。外れた秒針は何処に・・?

インデックスのところにありました。文字盤が白いですから気が付きにくいですが、ガラスがかなり曇っております。

動きませんが動かないのは電池切れではなく、この湿気。返却となりますが。

裏蓋を閉めるかどうか?やはり閉めた方が良いかも。というのもこれは私らでも手では閉まらない時計なのですが、プレス器を使うとなると更に難しいので閉めておきましょう。

ケースの大きさの割に裏蓋が小さく、プレス器で締めるとケースが、たわみますからヒヤヒヤ。秒針は付けましたが不動でした。同封のレターパック350の封筒が役に立ちます。

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